|
■“XJ900の 爽快チューン”とは何ぞや。それは、愛車のヤマハ XJ900を題材に、月刊“バイカーズステーション”誌に連載中の、風変わりでマニアックなチューニング記事の題名である。概要は“ARCHIVES”あるいは“TUNING”以下をごらんいただくことにして、ここでは、記事の基になっている趣味のバイクいじりについて、執筆者でありチューナーであると同時に、題材の XJ900のオーナー&ライダーでもある私の狙いを明らかにしておきたい。 |
■まず最初に安全であること、人に迷惑をかけないこと、そして環境負荷も低くしたい。これらの諸点は、最悪でも新車状態、できれば、より安全で静かでクリーンで燃費のよいマシンにしたい。その上で初めて、 “好み”に合わせたチューニングが許される…というのが基本理念だ。では、どんなバイクが“好み”なのか。ひとことで言うと、すべてのメカニズムが正しく・無駄なく動き、その反応を確かめ・味わいながら走れるバイク、ということになる。 |
■音量増大、耐久性・信頼性を犠牲にした出力向上、これ見よブランドパーツの装着などのシュミはない。そのかわり、損失の低減、効率の向上、応答性の改善などにはとても興味があり、これまでに数々の改造を施してきた。動きにくい物を力づくで動かす醍醐味も捨てがたいが、それよりも今は、動きたいように動かしてやることと動きをわかりやすくすること、そしてそこから得られる爽快かつ濃密な愛車との対話を楽しみたいと思っている。(吉村誠也) |
@alpensalz からのツイート |
[ ARCHIVES | TUNING | DATABASE | HOME | RESOURCE | | DIARY || AUTHOR ] |
|
||