XJ900の爽快チューン
2010年10月30日 - AVCのナイロン66製ケーブルグランドに合わせて端子箱を作り直す   
     
2作目の端子箱は、内幅25mmの既製品のチャンネルを使い、1mm厚のアルミ板をリベット留めして製作。ネジ径16mmのケーブルグランドを8個、8mmのを1個使うことに決め、それに合わせた穴あけを済ませた。借りてきた4個では足りないので、先に買った金属製のを5個ねじ込んでいるが、最終的にはすべてAVCのナイロン66製にし、ネジ径16mmのストレートを2個、90度を6個、8mmのストレートを1個使う予定である。
 借りてきた4種類のケーブルグランドを使うためには、端子箱の天地方向の内寸を少々大きくする必要があった。が、そんなのは、もう、最近の私には朝飯前の軽作業である。
 しかし、新しく作った端子箱に90度曲がったタイプのケーブルグランドを取りつけるためには、他のパーツと干渉しないように、慎重に端子箱とケーブルグランドの取りつけ位置を決めなければならない。

 そこでまず、リアショックがフルボトムしたときの各部のクリアランスを実測した。…とはいっても、実際にリアショックをフルボトムさせたわけではない。リアショックを外す前に上下取りつけボルト間の寸法を測っておき、リアショックを取り外した後に、取りつけボルト間の距離がさきほどの測定値よりも90mm短くなる位置までリアホイールをジャ
ッキアップしただけである。

 その状態で、主にスイングアームとの間に充分なクリアランスが確保できるように端子箱の位置を決め、さらに、端子箱の各部に取りつけたケーブルグランドがスイングアームと干渉しないかどうかを確認した。
 26日に書いた、底面から出て前方に向かう配線とスイングアームが接近しすぎる問題は、ここにも90度に曲がったケーブルグランドが使えることがわかり、解消した。
フロントのフルボトムは何度も観察/測定したのに、リアは初めて。トルクロッド後端の高さに驚いたが、前端の動きはわずか。
端子箱左側後部底面とスイングアームの太い部分(縦にドライブシャフトが貫通)とのクリアランスは充分あることがわかった。
端子箱底面とスイングアームピボット中央部のクリアランスは、ノコ刃の先にガムテープを貼った隙間ゲージを使って確認。
90度に曲がったケーブルグランドを端子箱左側後部側面に取りつけたところ。ここからの線はテールライトの端子台に向かう。
トルクロッド前端部の上側に余裕があったので、ネジ径8mmのケーブルグランドはこちら側(右側面)に取りつけることにした。
底面に取りつけたネジ径16mm、90度タイプのケーブルグランド。スイングアームとのクリアランスは5mm程度確保できている。


<  ひとつ前 ・ 目次 ・ 最新 ・ ひとつ先  >
 
ARCHIVESARCHIVES TUNINGTUNING DATABASEDATABASE HOMEHOME Network RESOURCENetwork RESOURCE    DIARY