借りてきた4種類のケーブルグランドを使うためには、端子箱の天地方向の内寸を少々大きくする必要があった。が、そんなのは、もう、最近の私には朝飯前の軽作業である。 しかし、新しく作った端子箱に90度曲がったタイプのケーブルグランドを取りつけるためには、他のパーツと干渉しないように、慎重に端子箱とケーブルグランドの取りつけ位置を決めなければならない。 |
| そこでまず、リアショックがフルボトムしたときの各部のクリアランスを実測した。…とはいっても、実際にリアショックをフルボトムさせたわけではない。リアショックを外す前に上下取りつけボルト間の寸法を測っておき、リアショックを取り外した後に、取りつけボルト間の距離がさきほどの測定値よりも90mm短くなる位置までリアホイールをジャ ッキアップしただけである。 |
| その状態で、主にスイングアームとの間に充分なクリアランスが確保できるように端子箱の位置を決め、さらに、端子箱の各部に取りつけたケーブルグランドがスイングアームと干渉しないかどうかを確認した。 26日に書いた、底面から出て前方に向かう配線とスイングアームが接近しすぎる問題は、ここにも90度に曲がったケーブルグランドが使えることがわかり、解消した。 |