26日のダイアリーに書いた、直角に曲がった“別メーカーの製品”を見つけてしまった私は、同社のウェブサイトを駆け巡り、直角に曲がったケーブルグランドの他にも、いくつかの使いたい製品を見つけた。 だが、使用予定の9個すべてがウ ェブのカタログに載っている製品そのままでいけるわけではなく、中には、改造したりパーツを組み替えたりして使いたくなる物がある。 それができるかどうかを調べたり検討したりするのは、ケーブルグランドなる物を知ってまだ1週間も経たないトーシローの私には難しすぎる。…というわけで、迷惑を省みず日本エイ・ヴィー・シーなる会社に問い合わせのメールを送った。 |
| 返事はすぐにいただけた。“強度面でメタルを採用されたと思いますが、 三菱・iMiEV(電気自動車)は弊社のメタルからナイロン製に切替え、強度的にも問題は有りません” などと書かれている。 強度面で金属製を選んだわけではなく“ほとんどそれしか知らない” から選んだのに、どうやら、もう少し専門知識を持った(話の通じる)相手だと思われたようだ(笑)。 で、メールでのやりとりではラチがあかないと思った私は“前もって日時をご連絡頂ければ、ご来社は歓迎致します”とのお言葉に甘えて、今日の午後、滋賀県守山市にある日本エイ・ヴィー・シーの本社に、お返事をいただいた鎌倉さん(なんと |
| 社長さんだった!)を訪ねた。 営業の辻本さんにもご同席いただき、直角に曲がったエルボスーパーグランドに多芯型ナイロンスーパーグランドのシールを移植して使えるかどうか…や、多芯型のシールにカタログ表示線径よりも少々太い線を通しても大丈夫か…など、気になる点を質問し、ご回答いただいた。 ウェブのカタログに載っているのに私が見落としていた、ネジ径8mmのケーブルグランドも見せていただき、上の写真にある4点の製品をお借りして持ち帰り、端子箱の寸法およびそこに装着するケーブルグランドの総見直しをすることにした。 先日のVCTF22に続き、またしても完成前のグレードアップである。 |