XJ900の爽快チューン
2008年7月27日 - リアハブダンパー交換とキャリパーオーバーホール   
     
 今日は、車体まわりの全面リフレ
ッシュ作戦のうち、車検までにできなかった作業をした。まずはお手軽なリアハブダンパーの交換から。
 簡単なのに車検前にしなかったのは、 実はXJ900のリアハブダンパー交換は過去にやった経験がなく、時間のないときに初体験の作業をしたくなかったからである。
 ハブダンパーの中には嵌め合わせが非常にキツく、組み立てるのに多大な労力を必要とするものがある。ひょっとするとこれもそうかもしれず、車検後に回したというわけだ。
 が、古いダンパーの取り外し/新しいダンパーの取り付けとも非常に容易で、ホイールの穴に嵌まる突起の部分に薄くシリコングリスを塗れば、指で押しつけるだけで“にゅる
っ”と所定の位置に収めることができた。ハブの装着も、接触面にシリコングリスを塗り、足を乗せて体重をかければ“するり”と入った。
 キャリパーのオーバーホールは、レースメカ時代もその前も得意技だ
ったのに、 XJ900にこのキャリパーを取り付けてからは1回しかしていない。さぞヒドく汚れているだろうと思って開けてみたら、何もしなくて大丈夫と思えるほど程度良好。せっかく開けたからピストンとシールを外して掃除したが、キャリパー本体のシール溝など、さっき洗ったばかり…みたいな感じだった。
 ほとんど不要な作業だったが、これにより次のO/Hまでの間、安心して使用できる。インターバルは今回と同じ50000km程度で充分そうだ。

シャフトドライブではあるが、ごく一般的な構造のハブダンパー。品番は4G0-25364-00。XJ400(チェーンドライブ)と共通だ。
水洗いしたキャリパーを干しているところ。非分解でピストンへの給脂をマメにしていたのが良かったのか、驚くほど美しかった。


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