|
| して再始動し、しばらくブリッピングを続けても煙は消えなかった。 もう一度プラグを外してチェックすると、2〜4番は乾いたカーボンパウダーが付着しているのに対して、1番はオイルでべっとり。この時点で、1番気筒内へのエンジンオイルの混入が煙の原因だと判断した。 続いてエキパイを外してみた。そのとき、2番のエキゾーストフランジを留めているナットの緩み具合が変なことに気がついた。急いでいるので強引に緩めたら、ナットと一体でスタッドボルトが抜けてきた。それだけなら大したことはない。が、よく見ると、スタッドボルトの根元にシリンダーヘッドのアルミ部材がまとわりついている。俗に言う“メネジがナメた”というヤツだ。が、まあ、これもよくあることだし、対処法もわかっている。シリンダーヘ |
| ッドを外さなければならないのは面倒だが、大したことではない。オイル漏れのほうがよほど重大だ。 エキパイの内側を観察しても、排気ポートから中を覗いても、オイル漏れの原因はわからない。続いてキ ャブレターを外し、吸気ポートから中を覗いたが、それでも原因はわからずじまい。まあいい。どのみちスタッドボルトのネジ穴修理にシリンダーヘッドを外すのだから、外してからゆっくりチェックしよう。 シリンダーヘッドを外し終えたところで暗くなってきたので、作業はここまでで中断。その後は、考え得る原因のリストアップと、原因ごとの解決策を考えているところだ。何となく、一昨日のバルブクリアランス調整時に失敗をしたような気がする。明日一日で原因追求と修理が終われば良いのだが…。 | |